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絶倫
820 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/16(土) 09:53:15
とある牧場で、飼っているにわとりに有精卵を産ませて、それを売り出すことにした。
牧場主は、さっそく業者の所へ行き、とびきり元気で精力のあるおんどりを買ってきた。
「いいか。立派な有精卵を産ませてくれよ。それがおまえの仕事だ」
牧場主が話しかけるとおんどりは、
「がってんだ!!」
と言い、即座に ”仕事” にとりかかった。
牧場には百羽ものめんどりがいるのだが、そのおんどりは、
牧場主が驚くほどの早わざで休みもせずに仕事をこなした。
そして、あっという間に仕事を終えてしまった。
ところが、おんどりはまだまだ物足りない様子で、
なんと豚の柵を乗り越え、豚にまで仕事をしているではないか。
「やめろ、おい! 殺されちまうぞ」
牧場主の言うことも聞かずおんどりは、次は牛、
更には馬にまで、一途にせっせと仕事を試みていた。
やっとおとなしくなったのは、牧場じゅうの動物すべてに仕事をしたあとだった。
翌朝。牧場主が外に出てみると、おんどりは脚を宙に投げ出し、
目を閉じて消えそうな呼吸をしていた。
つばさはだらりと広がり、動くこともできない様子だった。
近くのやぶの中からはキツネがねらっていて、
空にはカラスが何羽も集まっている有様だった。
「ばかやろう。昨日、あんな無茶をするから・・・。いくらなんでもあれじゃ、
身体にいいわけがない。無理にでもおれが休ませてやればよかったんだ・・・」
おんどりは目を少しだけ開けた。
「おやじさん、ちょっと黙っててくれないか。カラスとキツネがこっちに来るのを待ってんだからさ」
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1. 名無しさん 2008/12/26 金曜日 12:15:10
流石に格好いいわ